2005年07月06日

最後の晩餐@ ムガリッツ

m2今回の旅行最後の夜となりました。
本日の夕食はオンダリビアにあるミシュラン1つ星「アルメダ」に行こうと思っていたのですが、残念なことに定休日とのこと。
これはきっと、ちょっと離れているものの、この旅行中ずーっと気になっていたミシュラン1つ星の「ムガリッツ」へ行けとの神のお告げと理解し、オンダリビアからタクシーで15分程のところにあるムガリッツへ行きました。
住所上はErrenteriaという町にあるのだけど、街中から離れ、タクシーはどんどんLandarbasoの山の中に入って行きます。想像していた通り(ってか、それ以上に)「ムガリッツ」は、周りに何も無い丘の中(というか山の中)に位置していました。
写真は駐車場の丁度、向かいにある丘に放牧されている牛君達です。

m1看板、玄関、ダイニング・フロアです。

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9時に着いたところ、私が初めての客の模様。まさか今晩も客は私だけ状態?と不安になりましたが、独立したウェイティング・バーから人がどやどやと出てきました。団体のお客さんかな?と思ったのだけど、店内や庭を見学して帰っていかれました。どうやらパーティーか何かの下見だったようです。現に、2日のランチに予約を入れたところ、その日はパーティーで貸切とのことでした。こんなところで披露宴なんて素敵ですね。
今晩の次の客がいらしたのは9時半過ぎでした。英語を話していたので観光客のようで、小学生のお嬢さんと一緒でした! その後もパラパラとやってきて全部で5組、最後の客が来たのは、なんと10時45分でした!

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アペリティフにいただいたのは、地酒のチャコリ(デ・ゲタリア)。
コースは2つありました。79.5ユーロの「SUSTRAIAK」コースはメインがビーフシチュー。もう1つ「NATURAN」コースは104.5ユーロ。こちらにはスペシャリテのフォアグラが入っています。アラカルトからの選択ならハーフポーションも可能とのことでした。
アラカルトも気になりましたが、初めてですし「NATURAN」コースにしました。
気になったのは、先ほどいらした小学生のお嬢さんですが、子供メニューを作ってもらってました。

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・アミューズは温かいブロークン・エッグ。
シンプルに粒の海塩がかかっていました。

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・お野菜。ソースのコクはエメンタル・チーズです。
こういうお皿がスペインのミッシェル・ブラスと言われる由縁でしょうか。

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BOURAGE(ルリヂサ)の葉っぱだそうです。食感はしゃきしゃきした蕗の茎のよう。
ソースは貝のブイヨン。このおダシ、凄いよ!


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・クリーム。上にはイチジクの芽と、野菜と海藻の灰をまぶした柑橘系の実です。

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・バカラオのホホ肉とトリッパのシチュー。
 これもめちゃ旨。ねっちょりした食感でゼラチン質たっぷりです。

・あれ?ショック。写真を撮り忘れた料理がここに入ります。
 アンコウのソテー、添えがVEGETABLE CARBONと書かれてあり、
見た目は墨そっくりでした。びっくりして写真撮り忘れたみたい。

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・ツナのフィレ。
レアにあがっていたツナそのものも美味しかったのですが、
下のスープが泣けるほど絶品でした。なんとカツオだし。
和の巨匠が厨房にいるのではないか?と思ったほどでした。

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・ルジェがここにも・・・、下にはメバルのコンフィ、サフランソース添え。
 魚がもう一品。火のいれかたは素晴らしいと思うのだけど、ちょっと水っ
ぽい印象がありました。私にとってはこの一品は無くてもよかったです。

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・フォアグラのロースト・グリル。フレッシュナッツと大豆の湯葉添え。
 来ましたフォアグラ!ふわふわと柔らかいのに味がある。添えのしゃき
しゃきなフレッシュナッツとしっとりした湯葉もおもしろかった。

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・コースには入っていませんでしたが、ワインも残っていたこともあり
チーズもいただきました。
 手前から、自家製の牛(向かいの丘で出迎えてくれた牛君達でしょうか?)
のチーズ、イディア・サバラの熟成違い、ブルー。
 ナッツや果実のコンフィが添えられています。
箸休めにとハチミツのスープが付いてきました。

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・デザート1は、フレンチ・トーストと低脂肪乳のアイスクリーム。
 素材の良さがこういうものでははっきりわかります。

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・デザート2、ピスタチオ・ケーキ。
煙がシュワシュワ出ています。
液体窒素で作ってあるそうです。

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・デザート3、シリンダー型の、チョコレート・アイスクリーム。
これもホロホロと口の中で溶けていく軽い食感でした。

mrw2お食事と一緒にいただいたワインです。
ALION 1999。テンプラ100%です。
アリオンは、ヴェガ・シシリアが、1992年にDOリベラ・デル・ドゥエロに立ち上げたボデガです。
まろやかな味わいとのことで、「naturan」のコースに合うでしょうと選んでいただきましたが、今日のお料理だとワインより日本酒が欲しかったです。
今回実は、開けていただいたアリオンが、ファースト・テイスティングではなんとも思わなかったのですが、途中から香り味ともに気になりだして、幾度となく周ってきてくれるフロア・マネージャーの方に、思い切って「ブショネか、ワインのキャラクターなのか見てもらえますか?」と告げました。
結局、彼の答えは、「ブショネではなくワインのキャラクターです」とのことでしたが、「還元の状態が強いので、デキャンタしましょう」とデキャンタすることに。
「どうですか、違いますか?」と新しいグラスに入れてくれて一件落着(?)のはずだったのですが、気づいたら、もう一本アリオンを持ってきて、「香りは問題ないけど、味に変な酸を感じるから、新しいボトルを開けます」とのことでした。
ありがとうございますと、新しいボトルのワインをいただいたところ、今度は問題無く感じられたので、これで本当に一件落着となりました。
その間のフロア・マネージャーの振る舞いは申し分無く、こういったシチュエーションがあったにも関わらず、嫌な思いをすることなく料理を食べ進むことが出来ました。ま、ちょっとは緊張&びびったけどね。

mr13で、最後には消化に良さそうなハーブをブレンドしていただきました。
そして、フロア・マネージャーから、「内のキッチンには日本人が2人働いているんですよ。キッチン見られますか?」と、案内してくれました。ヘッド・シェフに通訳してくれた真面目なタイプの方と、まだ2ヶ月目という金髪の男の子がいました。お二人とも、いろんなことを学んで、いいシェフになって欲しいと思いました。ちなみに、残念ながらシェフのアドゥリスさんは不在でした。

そんなこんなで、お店を後にしたのは深夜の0時半過ぎ。
酔っ払った勢いで、帰りのタクシーの中から、パリの1つ星レストランで修行している友達に電話をしてみました。フランスにいる間に近況報告がてら電話しようと思いつつも旅行最後の日を向かえチャンスは今夜のみでした。彼は仕事を終えて、どっかで一杯やっていたところだったみたいで、私と同じく大声の酔っ払いでした(笑)。酔っ払いと酔っ払いの会話はかみ合うことなく、けどなんだか盛り上がっていたように覚えています。
いやー、楽しかった。ムガリッツに来てよかったです♪

MUGARITZ
Otzazulueta baserria, aldura aldea, 20
20.100 Errenteria, Gipuzkoa.
TEL: 943 522 455 / 943 518 343
定休日:日曜夜、月曜全日、火曜昼
HPから予約可
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chiggy at 07:32 │Comments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ! ボルドー・バスクの旅(2005年6・7月)  | バスク(海外)

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この記事へのコメント

1. Posted by yuka    2005年07月06日 17:32
美味しいワインとお料理、そしてステキな景色…
充実した旅で本当に羨ましいです♪
気をつけて帰ってきてくださいね〜
日曜に写真、ぜひ持ってきてくださいね(^^)
楽しみにしてまーす!

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