2007年09月17日

虎屋壷中庵

徳島は佐那河内村にある知る人ぞ知る日本料理の名店。
徳島市内から車で約40分の山奥にあります

虎屋壷中庵

車を停めさせてもらったのはお店の向かいの朝宮神社です。
お天気の悪い日でしたが、婚礼をやっていたようで振袖を
着たお嬢さんや、留袖姿の方がいらっしゃいました。

門をくぐってお店へと進みます。

玄関を入ると左の座敷へ案内されました。
お部屋には御香がたかれていました。

床の間

床の間には月の掛け軸。
お花はススキ、リンドウと小菊です。

まずは梅酒をいただきました。
台風の影響でこの日は外の気温は30度近くあったので
冷たい梅酒はありがたいおもてなしでした。

いただいたのは15,000円のおまかせコースです。
ランチの時間帯でしたが、夜仕様でお願いしました。
品書きはないため、何が出てくるのかワクワクしながら待ちます。

胡麻豆腐

先付け1は、胡麻豆腐でした。
涼しげなブルーのガラス器で氷水に浮んでいます。
あまりの肌理細やかさと上品なお味に言葉を忘れました。
ねっとりとした質感に食べている満足度があがっていきます。
派手さはありませんが、途方も無い丁寧な仕事で作られた
最高のもてなしです。
一品目にして、ご主人岩本さんの人柄が伝わってきました。

一緒にふるまわれたのは日本酒「おでんでん」。
お米は虎屋さんの周りの田んぼにて愛情込めて造られたものです。

カマス

先付け2は、カマスの押し寿司。
一夜干しをしたカマスを軽くしめた後、炙ったものです。
秋の訪れをつげるお魚で、脂ののりの良いカマスが今年は
比較的早くあがってきたとのことでした。

渡り蟹のしんじょう

椀は、渡り蟹のしんじょうです。
しんじょうの上にのせられた栗が、お月見のようかなと。
出汁はかつおと昆布と基本の組み合わせ。
体にやさしくしみ渡る上品なお味の吸い物は呻る美味しさ。
添えられているのはオクラで、するするとすすみます。

14BY燕石純米大吟生酒

この日、合わせたのは、
「悦凱陣燕石 純米大吟醸 生酒14BY」。
凱陣の蔵で昨日まで眠っていたお酒を持ち込みました。
常温と燗の2種類を料理に合わせていただきました。
そうそう。燗と言えば、こちらのお店で燗をお願いした時、
あっという間に指定の温度で持ってきてくれました。
え、もうできたの?と驚くほどの速さでした。
料理だけではない、こういう何気ないことがさらりと出来
ちゃう名店なのです。

ちなみにお店では芳水や旭若松など徳島の地酒を出しているとのことです。

鯛&鱧

お造りは、鯛と鱧でした。
ぷりっと引き締まった鯛の身は噛むほどにあまい極上もの。
さっと炙られた鱧は酢醤油でいただきました。

鰻 勝浦

焼き物は鰻。
佐那河内村近隣の勝浦の清流で獲れた天然モノです。
脂がのっているのに全くしつこくありませんでした。
シンプルな焼きで、鰻そのものを楽しみつくしました。
この鰻には常温の燕石が合っていました。

酢の物

箸休めです。
ご主人に確認をとらなかったのですが、
多分、ずいきと山芋の三杯酢和え。
口の中をさっぱりさせてくれます。

後編につづくグルメblogランキングへ

chiggy at 23:19 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!   | さぬきの旅

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ぴょい    2007年09月19日 08:18
5  
すごい料理ですね〜!!

これは一流です。

思わず見入ってしまいました。

また遊びに来ます。

ランキングポチッとしときました^^、

 
 

2. Posted by chiggy    2007年09月22日 10:01
>ぴょいさん、こんにちは!

徳島の天然食材に、嵐山吉兆で積んだ京料理の技。
どれも本物の味でした。
美味しかったー♪

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔