2007年09月19日

虎屋壷中庵 つづき

悦凱陣燕石14BYのお燗をいただきながら次のお料理を待ちます。

鮎 栗

落ち鮎です。
この鮎も一夜干しをしたものだそうです。
くるっと巻かれた鮎の中は裏ごしされた滑らかな栗でした。
まわりは、かつおと昆布出汁の葛餡です。

今回訪れたのは、9月の上旬で、夏とも秋とも言えない微妙な
時期でしたが、だからこそのお料理をいただけるのは嬉しいですね。

最後にご主人の岩本さんとお話しをさせてもらったとき、
よく「いつ来たらよいでしょうか」との質問を受けるとのことで、
「いつでも来れる時にお越し下さい」と答えているとのことでした。
春、夏、秋、冬、それぞれの季節のど真ん中であれば、季節を代表
する食材が使われるのはもちろんですが、そうではない時期は、
かえって色々と挑戦しがいがあるとのことでした。

骨煎餅

肝和え

お次は先ほどの鮎の骨煎餅。
これがまた脂がのっていて美味しい。
そして、茄子の肝和え。
いやいや、これも日本酒に合うのなんのって。
フレンチで言えばチーズの時間でしょうか。
お酒がすすみますね。

さあ、土鍋ご飯がきましたよ。栗ご飯でした。
お漬物はご主人の奥様が漬けたものです。
そして、なんと鹿肉。

栗ご飯

栗ご飯をいただいていると、赤だしが欲しくなりませんか?
とご主人。それに代わるものがこの鹿肉だったのです。
食いしん坊の我々には、赤だしより肉でしょうと思って
くれたのかもしれません。
この鹿も栗も佐那河内村の近隣でとれたもので、もしかしたら
鹿はこの栗を食べていたかも?それくらい鹿と栗の相性も
良かったです。

たっぷりお代わりをさせていただいて、次は果物です。

甘夏のゼリー

甘夏のゼリーです。
で、もちろんのごとく、燕石をたらしてぐるぐるっ。
いいんだか悪いんだか苦味がまろやかになりました。

茶菓子

菓子は栗きんとんでした。
黒文字を使うと崩れてしまうとのことで、手でいただきました。
そして、一人ひとり点てていただいた薄茶をいただきます。

お抹茶

噂に違わぬ満足の時間を過ごすことが出来ました。
食事の後に、お部屋に来てくれたご主人岩本さんは、
畏れ多くてなにを話していいのかと困ったのですが、
我々素人の質問にも、ひとつひとつわかりやすく
答えてくれました。

車で帰る際には、玄関口で奥様ともども我々の姿が
見えなくなるまで見送っていただきました。

また是非、訪れたいと心から思いました。

お腹はいっぱいのはずなのに、くるしいという感覚はなく、
なんだか体が浄化されたように感じられました。

徳島までわざわざ来る価値は十分ありますよ。

懐石料理
「虎屋 壷中庵(トラヤコチュウアン)」
TEL: 088-679-2305
FAX: 088-679-2501
〒771-4102
徳島県名東郡佐那河内村

chiggy at 10:34 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!   | さぬきの旅

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