2004年08月02日
「アルページュ」
パリの最後の夜(8月2日)は、3つ☆レストラン「Arpege」に行ってきました。
実はこちらに予約を入れたのは店を訪れる4日前でした。
その時すんなり予約が入ったので、もしかしてこの店は空いてるの?なんて思ったのだけど、着いてみれば満席。いらぬ心配だったようです。
21時頃に到着したら、こちらでも最後に来店した客となりました。
パリの夜は、実際は想像していたほど遅くありませんでした。
内装は極シンプル。木の温かみの感じる空間で、そんなに広くないながらも席数は40あまりありました。
店内を見渡すとアメリカ人らしき8〜10人のテーブルが1つ、アジア系のご家族のテーブルが2つ、ビジネスっぽいテーブルが2つ、他、カップルが5組くらいだったでしょうか。
こちらも服装はスマートカジュアル。ネクタイをしてる人は半分くらいでした。ブランドもののようだけど、Tシャツ、ノー・ジャケットで来てる人もいました。
季節柄か観光客が多くて、フラッシュパシパシの記念撮影大会のようになってしまった時間もありました。こんなことなら、私もデジカメ持ってくればよかった。3つ☆のお店で写真を撮るなんて失礼よね、なんて、かっこつけてホテルの部屋に置いてきたのでした。はあー。
さてさて、
アペリティフにはグラス・シャンパーニュが1種類しか残っていなかったようで、迷う余地なくビルカール・サルモン95マグナム(グラス40euro)が出てきました。
お料理の説明を受けた後、7品からなる夏のデギュスタシオンのコース(320euro)を頼みました。野菜が中心ながらも、魚と肉がプラスされているコースです。魚が苦手な私はせっかくアルページュに来たのだからと、途中のムール貝と舌平目の料理を野菜の料理に変えてもらいました。
アミューズは鶉(?)の半熟卵。食感よくスタートです。
次はカクテルグラスに入ったフヌイユのジュレ。淡い緑色がかわいい。アミューズらしく味付けは抑え目でした。
出てきたパンは塩がきつめで固めの田舎風。これに最初は塩たっぷりのバターが出てきたので、無塩に変えてもらいました。
次にでてきたオニオングラタンはパルミジャーノ・レッジャーノが使われていて、オニオンはみじん切りしたパンチェッタとともに炒めてあって野菜の甘さがよくでていました。上にはアクセントの黒胡椒。シンプルなお品ですが、塩加減、あまさ加減、固さ、やわらかさが絶妙でしびれました。
次のイラン産オシエトラキャヴィアの皿は、キャビアなのに皿自体が熱くてぴっくり!キャヴィアはクスクスの上に盛られていました。周りにはこうばしいノワゼットの香りのするオイル。食感のバランスと魅惑的な香りにしびれました。
料理に合わせた白ワインは、マルセル・ダイスのアルテンベルグ・ド・ベルグハイム99(172euro)。ワインがふくよかすぎてキャヴィアと合うのだろうか?と心配だったのですがばっちりでした。
次はさやいんげんの皿。ごくごくシンプルに茹でてあるだけなのですが、食感にヴァリエーションを与えるため上には生の白いアーモンドと生のすもも散らされていて、周りのソースはパセリの緑のものとバターのクリームソースでした。
その後がパルミジャーノ・レッジャーノのリゾット。リゾットの固さ、塩加減◎でした。
次は相方は舌平目。蒸した舌平目にソースは野菜の料理にもつかわれてたのと同じパセリの緑のソースと白いバタークリームソース。つけ合わせは今回どこでも見られたジロール茸。
私はほうれん草のソテー。ほうれん草はちょっと育ち過ぎの様で青々としていて少しえぐみがありました。今年のフランスは、7月最後の週に入ってやっと暑くなりました。太陽の恵みをそのまま受けて、成長しすぎてしまった感がありました。2週間前にパリを訪れた友達は「寒いくらい」と言っていたので、春モノの服をいくつか持ってきていたのですが、着いてみたらじりじりした太陽の毎日となりました。
メインは鳩。血のソースでした。ソースにはイタリアのはちみつを使っていてかなり甘めでしたが、べたつかないさらっとしたお味。一緒についてきた心臓部分のソテーもくさみが全く無くおいしくいただけました。
赤ワインは去年、ドメーヌを訪問させていただいたマルキ・ダンジェルヴィルのヴォルネイ・シャンパン90(272euro)をチョイス。やっぱり美味しいわぁ。1つ残念だったのは、遅い時間からスタートした私達、ゆっくり食事をしていたら案の定、最後の客になってしまった。最後の方は、せっかくのヴォルネイ・シャンパンなのに、じゃぼじゃぼグラス満杯に注がれてしまったのです。これって、「早く飲んでくれ」ってサインだったのかなぁ。
デセル前にでてきたのが洋梨とフルムダンベールのタルト。洋梨のコンフィのスライスが並べられていてその上に温められたアオカビのなかでは柔らかい味のフルムダンベールがのっていました。
その後のデセルは実は記憶なし・・・
後ろのテーブルに置いてあった特大のイチゴのミルフィーユは覚えているのですがこちらは私達用ではなかったようです。その後、紅茶(6.5euro)。
サービスをしている方は若い人が多かったですが、概して丁寧でした。
ついつい1時過ぎまで長居をしてしまったのですが、その頃には厨房も静かになっていてみんな帰ってしまっていたようでした。
そんな訳でアラン・パッサールさんのお姿は残念ながら拝見出来ませんでしたが、どのお料理も私好みでとても気に入りました。
今回訪れた「ル・サンク」、「ル・ブリストル」、「アルページュ」の中でどれが一番良かったかと尋ねられたら、私は迷うことなく「アルページュ」と答えます。
値段も一番高かったけど、満足至極。また是非、行きたいレストランです。
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実はこちらに予約を入れたのは店を訪れる4日前でした。
その時すんなり予約が入ったので、もしかしてこの店は空いてるの?なんて思ったのだけど、着いてみれば満席。いらぬ心配だったようです。
21時頃に到着したら、こちらでも最後に来店した客となりました。
パリの夜は、実際は想像していたほど遅くありませんでした。
内装は極シンプル。木の温かみの感じる空間で、そんなに広くないながらも席数は40あまりありました。
店内を見渡すとアメリカ人らしき8〜10人のテーブルが1つ、アジア系のご家族のテーブルが2つ、ビジネスっぽいテーブルが2つ、他、カップルが5組くらいだったでしょうか。
こちらも服装はスマートカジュアル。ネクタイをしてる人は半分くらいでした。ブランドもののようだけど、Tシャツ、ノー・ジャケットで来てる人もいました。
季節柄か観光客が多くて、フラッシュパシパシの記念撮影大会のようになってしまった時間もありました。こんなことなら、私もデジカメ持ってくればよかった。3つ☆のお店で写真を撮るなんて失礼よね、なんて、かっこつけてホテルの部屋に置いてきたのでした。はあー。
さてさて、
アペリティフにはグラス・シャンパーニュが1種類しか残っていなかったようで、迷う余地なくビルカール・サルモン95マグナム(グラス40euro)が出てきました。
お料理の説明を受けた後、7品からなる夏のデギュスタシオンのコース(320euro)を頼みました。野菜が中心ながらも、魚と肉がプラスされているコースです。魚が苦手な私はせっかくアルページュに来たのだからと、途中のムール貝と舌平目の料理を野菜の料理に変えてもらいました。
アミューズは鶉(?)の半熟卵。食感よくスタートです。
次はカクテルグラスに入ったフヌイユのジュレ。淡い緑色がかわいい。アミューズらしく味付けは抑え目でした。
出てきたパンは塩がきつめで固めの田舎風。これに最初は塩たっぷりのバターが出てきたので、無塩に変えてもらいました。
次にでてきたオニオングラタンはパルミジャーノ・レッジャーノが使われていて、オニオンはみじん切りしたパンチェッタとともに炒めてあって野菜の甘さがよくでていました。上にはアクセントの黒胡椒。シンプルなお品ですが、塩加減、あまさ加減、固さ、やわらかさが絶妙でしびれました。
次のイラン産オシエトラキャヴィアの皿は、キャビアなのに皿自体が熱くてぴっくり!キャヴィアはクスクスの上に盛られていました。周りにはこうばしいノワゼットの香りのするオイル。食感のバランスと魅惑的な香りにしびれました。
料理に合わせた白ワインは、マルセル・ダイスのアルテンベルグ・ド・ベルグハイム99(172euro)。ワインがふくよかすぎてキャヴィアと合うのだろうか?と心配だったのですがばっちりでした。
次はさやいんげんの皿。ごくごくシンプルに茹でてあるだけなのですが、食感にヴァリエーションを与えるため上には生の白いアーモンドと生のすもも散らされていて、周りのソースはパセリの緑のものとバターのクリームソースでした。
その後がパルミジャーノ・レッジャーノのリゾット。リゾットの固さ、塩加減◎でした。
次は相方は舌平目。蒸した舌平目にソースは野菜の料理にもつかわれてたのと同じパセリの緑のソースと白いバタークリームソース。つけ合わせは今回どこでも見られたジロール茸。
私はほうれん草のソテー。ほうれん草はちょっと育ち過ぎの様で青々としていて少しえぐみがありました。今年のフランスは、7月最後の週に入ってやっと暑くなりました。太陽の恵みをそのまま受けて、成長しすぎてしまった感がありました。2週間前にパリを訪れた友達は「寒いくらい」と言っていたので、春モノの服をいくつか持ってきていたのですが、着いてみたらじりじりした太陽の毎日となりました。
メインは鳩。血のソースでした。ソースにはイタリアのはちみつを使っていてかなり甘めでしたが、べたつかないさらっとしたお味。一緒についてきた心臓部分のソテーもくさみが全く無くおいしくいただけました。
赤ワインは去年、ドメーヌを訪問させていただいたマルキ・ダンジェルヴィルのヴォルネイ・シャンパン90(272euro)をチョイス。やっぱり美味しいわぁ。1つ残念だったのは、遅い時間からスタートした私達、ゆっくり食事をしていたら案の定、最後の客になってしまった。最後の方は、せっかくのヴォルネイ・シャンパンなのに、じゃぼじゃぼグラス満杯に注がれてしまったのです。これって、「早く飲んでくれ」ってサインだったのかなぁ。
デセル前にでてきたのが洋梨とフルムダンベールのタルト。洋梨のコンフィのスライスが並べられていてその上に温められたアオカビのなかでは柔らかい味のフルムダンベールがのっていました。
その後のデセルは実は記憶なし・・・
後ろのテーブルに置いてあった特大のイチゴのミルフィーユは覚えているのですがこちらは私達用ではなかったようです。その後、紅茶(6.5euro)。
サービスをしている方は若い人が多かったですが、概して丁寧でした。
ついつい1時過ぎまで長居をしてしまったのですが、その頃には厨房も静かになっていてみんな帰ってしまっていたようでした。
そんな訳でアラン・パッサールさんのお姿は残念ながら拝見出来ませんでしたが、どのお料理も私好みでとても気に入りました。
今回訪れた「ル・サンク」、「ル・ブリストル」、「アルページュ」の中でどれが一番良かったかと尋ねられたら、私は迷うことなく「アルページュ」と答えます。
値段も一番高かったけど、満足至極。また是非、行きたいレストランです。
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